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安芸津の中から

安芸津のまちづくりの中核を担う

トモシビファーム

安芸津の中から安芸津のまちづくりの中核を担う新川隼人さん。2022年3月、安芸津に人が集まる場所としてコワーキングスペース「third」を、2023年2月、安芸津のまちづくり会社である「トモシビファーム」を創設。

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安芸津に人が来るきっかけになれば、との思いからコワーキングスペース「third」を創設したところ、想像以上の賛同者が集ったという。そうして、本格的にまちづくりが稼働した。

「トモシビファーム」ではMAP’S+O(地域課題に取り組むための地域で中心的な役割を担う事業者を核とした地域内外の連携体制)を軸にまちづくりを推進している。中央にマネージャーと法人を添えなさい、といった考えから「トモシビファーム」を立ち上げたという。

現在安芸津を舞台にして「エリアブランディング」という中長期で安芸津をデザインする、経済産業局とJR西日本とトモシビファームで取り組んでいくプロジェクトが稼働している。今後の方向性について、メンバーを集めワークショップを行いながら導き出し、経済産業局やJR西日本の知見を取り入れて叩き台を作り、どんどん新たな事業にチャレンジしていく。

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「トモシビファーム」の所属は新川さん一人のみ。それは仲間であっても、仲間へ「トモシビファーム」から仕事を発注する形でお金を儲けてもらうためだ。みんなが働ける事業にしていきたいと話す。

「やりたいことは決まっているけど、場所が決まってないなら安芸津を選んでもらいたいですね。」

小さなまち特有の閉塞感は一切なく、新たな人と事業を開放的に受け入れていく土俵が安芸津にはあり、それはこれからもどんどん広がりを見せていく。

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トモシビファームと

​あしたに、

「究極は他所のまちで、安芸津のまちづくりがコピーできたらいいと思ってます。まちづくりの成功例って再現できなかったりするじゃないですか。でも中心にマネージャーが1人いて、周りに組織を作って、ってやり方を形として残しておけば、コピーができる。コピーしたらどんどんまちとまちの繋がりができていく。そのためにも知識は外部からでも良くても、中のコアの部分は地域の人間が整えるべきだと思っています。」

2023年8月30日

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